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自分から手を伸ばして

  • emmaplanet14
  • 2024年10月15日
  • 読了時間: 6分




皆さん、こんにちは♪

10月も半ば、鑑定&音声配信の準備、の合間に昔書いたブログを再投稿します。

色々整理していたら、出てきたんですけど何で下げちゃったのか記憶にない(汗)ただ読み返すと、やっぱりbaseにある私の想いは変わらないなと。2021年か2022年に書いたものだと思いますが、良ければお読み下さい。




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慌ただしかった6月がようやく落ち着いて、少し余裕が♪今日から7月ですね!またどうぞ宜しくお願い致します😊


6月も最後~の数日前、ちょうど次にご依頼頂いている方の必要項目のご提出待ちの中、切羽詰まったご様子のお客様から突然のご依頼が入りました。

午前中に前回のブログを作成し、午後からそそくさとその方の鑑定の準備に。

リピーター様なので、すぐに対応させて頂く事が出来ました。

不安で溜まらない時って、ありますよね。

時期を拝見し、お伝え出来る事をお伝えし、最後は明るい声を聞かせて頂き無事終了。



ホッとした所で新しく公式ラインにご登録下さった方からのご連絡が。

アメブロでは、生まれた時間が分かる方に限り

公式ラインにご登録頂いた方へのお礼プレゼントとして、星からの一言アドバイスをお届けさせて頂いています。

なので、昨日はそちらも無事にお届させて頂きました。喜んで頂けたようで、私も嬉しかったです♪

一言アドバイスとはいえ、しっかり拝見させて頂いております。

ただいつストップするか分かりませんので、ご興味あられる方はどうぞ公式ラインにご登録頂き、ご連絡下さればと思います😊



で、本日は、『自分から手を伸ばして』ね、というタイトルにしました。

前から書きたかった事をちょっとしたエピソードを絡めてお届けしたいと思います。


インド占星術を始める、はるか昔の大学1回生の頃の事です。

私は個別指導教室の英語講師のバイトをしていたんですけど、そこで安定したバイト代を稼げるようになるまではバイトの掛け持ちをしてました。

かの有名なかにさんのお店でなんですけど(笑)

着物を着ての接客もバイト代、結構良くて。

繁華街という場所柄、外国からの観光で来られたお客様もとても多く、私としては京都のあちらこちらのご案内が出来るのも楽しみの一つでした。


でね、ある日、超イケメンのアメリカ人青年がご来店。少しやつれた感じのご年配の男性とお二人で。私が接客させて頂いたんですけど、聞けばお父様との二人旅との事。最初のご案内から最後のお見送りまで私が担当させて頂きましたが、

私のバイトが終わる頃にその青年だけが再度ご来店。

。。。何と、二人は恋に落ちちゃったんですね。。。ははは、若かったもので。

で次の日は一緒に奈良の観光を回る事に。


で、私が話したいのはそんな恋に落ちた話じゃなくて。

その時にね、彼らのこの日本への2人旅が父と息子との、人生最初で最後の旅なんだって事を聞いたんです。

彼のパパさんは、もう末期の膵臓癌で何も治療しない、というかもう何も出来ない状態なんだと。

ご存知でしょうか、膵臓癌は診断が下りた時にはほとんど手の施しようがないという事を。

あれからもう20年程経っているので、今の医療ではどうなのか分かりませんが、私はその後、抗がん剤を扱う製薬会社に入社したので研修の時に、膵臓癌が一番辛いと聞いて、その時にも、あの時の彼のパパさんを思い出したものです。


で、彼からはそんな話を聞かされ、とても複雑な想いだったんですが、浮かない顔をする訳にもいかず、実際私も奈良の観光は初めてだったので

楽しく普通に、そう、至って普通に奈良の観光を続行。で途中のランチ休憩であるお蕎麦屋さんに入ったんですけど、もちろん奈良も当然外国からの観光客はとても多くてそのお蕎麦屋さんも、店の中はほぼ外国の方。

で、私達が食べ終わる頃に、一組のご家族が日本語が分からず何だか困ったご様子。

私はその様子が気になって仕方がない訳です。

ちょっとの事だし、『May I help you?』と言おうか言うまいかの時にね、


『No』ってパパさんが言うんですよ。『you don't have to(必要ないよ)』って。


え?って言うと


誰かを助けるのは、その誰かが助けを求めたら、の話しだよ。

そこで初めて君は『助ける』という行動が出来るんだよ。

だから、助けが必要な人は、まず自分から助けを求めなきゃいけない。これがfirst。

彼らが君に何か言った?Noだよね。

なら『you don't have to』


そう言うとサーッとお店から出ていってしまい、割と私は衝撃。


自分に出来る事があっても、それが相手から求められている事なのか。

実際相手の口から、求められたのか。

そうでもないのに、自分から手を差し伸べるのは、所謂エゴ。


そんな考え方もあるんだ、という衝撃。

ちょっと留学行って英語が出来るからって、調子乗んじゃねーぞ。

みたいな事も感じたりして。


いや、パパさんは決してそんな意味で私に言ったのではないんだろうけど。


助けがいる人は、自分から求めなきゃいけないし。

その周りの人は、例え助けられる事があったとしても、

その本人から『求められて』からの話なんだよ。


って至ってシンプルな事を伝えてくれただけなんですよね。


その時は私も何だか勝手に後ろ指さされる思いでそそくさとお店を出たんですけど

彼らと別れた一日の最後、とても考えさせられたのを今でも鮮明に覚えています。



でね、そんな事はずっとずっと忘れていたんですけど。それからもう20年以上も経って、このインド占星術を学び始めて色々発信し始めてから、

パンっ!とそのパパさんの事をよく思い出すようになって。


インド占星術ってやっぱり凄いと思うのですよ。

それはあまりに深淵で、あまりにシビアでもあるのだけど。そして、もちろん、7回8回生まれ変わりをしないとマスターなんて出来ないと言われる程のこの学問を、プロです、なんて私は絶対言えないのだけど。



けど、真摯に向き合ってきたこの3年半で、少しはまともな事も言えるようになってきたかなとは、感じています。

私がお伝えすることが、何かしらの気付きに繋がればとの想いは、当初からずっと変わりません。



だからね、

やっぱり苦しかったり、息が詰まるような思いだったり

ずっとモヤモヤしっぱなしだったりする人は

是非、自分から手を伸ばして、助けを求めに行って欲しいなと、思うのです。



それが私とか、インド占星術とか、占いとかじゃなくても。


きっと、何か相談に乗ってあげたいなって思ってる人はあなたが思っているより沢山いるんじゃないかな。



そして、私はそんなあなたが来てくれた時の為に

また今日も、粛々と淡々と、vedicな1日を過ごして参りますね。



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最後までお読み頂きありがとうございました。

2024年10月も変わらず私はここにいます。


それでは、また♪

 
 
 

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