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惑星と月

惑星について

​​9つの惑星について知ろう

インド占星術では、あなたが生まれたその日に、天空ではどのような惑星配置だったのかを見る事で

あなたの人生に約束された様々なイベントを読み取っていきますが、

その惑星にはどんなものがあり、どんな特徴を持っているのかをご紹介しています。

惑星について: サービス

​​太陽

​強い意志と自尊心

魂(アートマ)を表す太陽は、自らが光を放つ恒星。また父親の表示体でもあります。
強ければその人に勇気や健康、威厳や権力、活力に自信、カリスマ性やリーダーシップを与えます。
率直な性格から発せられるストレートな発言は周りを圧倒させると同時に引っ張ってゆく強さに。
ただ弱い太陽は、その人を臆病にさせ、健康を害する恐れも。
また凶星との絡みは、その人のエゴを強め、高慢にすると言われています。

​月

​​高い共感力と心の平和

情緒(ナマス)を表す月は、太陽と同じく自らが光を放つルミナリーズ。母親の表示体でもあります。

インド占星術では、月をとても重視します。

強ければ、その人を優しく、人道的に、感情的ではあるものの、同情心が厚く、誠実な人にします。

優雅で洗練された品や人気、適応能力の高さ、豊かな想像力に文才、音楽・芸術に秀でた能力も与えます。

ただ弱い月は、その人を情緒不安定にし、気分屋と取られる事も。

社交性の低さから人や社会と繋がる事に対する苦手意識を強めてしまうとも言われています。

また凶星との絡みは一般的には傷付いた心を表すとされますが、それ故人に優しく出来るという側面も。

​火星

​決断力と勇敢さ

火のような激しさや情熱を司る火星は、インド占星術では生来的に凶星。

兄弟(とりわけ弟や妹)の表示体でもあります。

火星の強い人は、大変勇敢で恐れ知らず、決断力があり組織力、統率力に長けています。

心身ともに強固、その熱い想いの土台には誠実で温かい人柄が。

論理的で科学的、エネルギッシュで行動力に秀でます。

ただ悪く出ると、血気盛んな性質が破壊的な対立関係を招く事にも。

​また弱い場合は、闘志が削がれエネルギー不足になる事から、仕事を完遂させる事に努力が必要となりますが、

謙虚な性質を与えられると言われています。

​水星

言語力と知性

この世の知性・知能に纏わる全てを司るのが水星。インドではブッダと言われます。
叔父や叔母・従兄弟がその表示体です。
強い水星はその人に、高い知性と優れた言語能力を与えます。
また記憶力にも優れ、物知りで情報通、活発で会話上手、高い商才に外交力も。
何かを教える事にも長け、教養があるので学業で成功し、話し家としても尊敬されます。
ただ弱い水星は、小さな事を気にしがちで、高い志が持てない事から家庭や学校などで
何かと問題が起こり易いという面も。
また傷付いた水星は、言語における何らかの障害や、神経過敏な性質をもたらすと言われています。

​​木星

​​精神性と智慧

水星の知性とは違う、生きていく為のあらゆる智慧を司るのが木星です。インド占星術では、吉星中の吉星。

子供と兄弟(とりわけ上の兄・姉)が表示体となります。

強い木星はその人を、慈善的で人道主義的、同情心と信仰心に厚く、常に誠実で、

生まれながらの幸運を持った人にさせます。良い友達に恵まれ、大志を抱き、良きリーダーとなるでしょう。

​ただ弱い木星は、その人に大風呂敷を広げさせ、話を誇張させたり大袈裟にさせたりも。

誠実さを低め、熱心さに欠け、意志が弱くなると言われています。

​​金星

​​才能と洗練

​​恋愛・結婚・芸事・美・贅沢・快楽などこの世の世俗的な事全てを司るのがこの金星。

表示体は配偶者や恋人になります。

金星が強いとその人は、教養があり、洗練されていて、芸術や音楽・踊りや絵画など

あらゆる芸能力に秀でるとされています。気立てが良く、社交的で楽観的、友を愛し、悲しみや怒りを知りません。

​ただ金星が弱いと、優雅さや愛情に欠け、怠惰を招き、家庭を顧みず外ばかり出歩く人になると言われています。

​土星

​​忍耐力と苦悩

度々恐怖され、圧倒的な存在感を放つのがこの土星。
土星は私達に制限をかけ、試練を与え、我慢を強い、忍耐を叩き込みます。表示体は、老人や部下。
土星が強いと、その人は大変我慢強く、誠実で正直、規律を重んじ、働き者で節約家だと言われています。
ただ慎重過ぎる事からのろまと取られたり、深く考える哲学者の様な側面から
落ち込みやすい人とも言われえています。
逆に弱いと、自己中心的になりやすく、トラブルや悲しみをもたらすとも。
消極的な反面、残酷な一面もあり、しがらみや別れをもたらすとも言われています。

​ラーフ

​​アウトサイダーと拡大

ラーフとケートゥは実態のない影の惑星です。しかしインド占星術では大変重要な存在です。

表示体は、父方の祖父、老人や病人、また外国人や部外者を表します。

ラーフとケートゥはカメレオンの様な惑星で、

チャートの中でどの惑星からの影響が強いのかでその出方が異なります。

そしてラーフは龍の頭なので、食べた実感がないのですね。首から下がないのだから、

お腹が一杯になるその感覚が感じれず、それ故にその部屋のテーマを追いかけると言われています。

そしてこのラーフの持つ拡大力は凄まじい。そのエネルギーは常に外へ外へと向けられますが、

その飽くなきまでの欲望の果てには下降や手放しが待っているとも言われています。

​​ケートゥ

​​ディープサイドと放擲

ラーフと同じく実態のない影の惑星です。表示体は、母方の祖父や外国人・部外者です。

ラーフがそのエネルギ―を外へ向かわせるなら、ケートゥは逆にそのエネルギーを内に内に向かわせます。

ラーフが龍の頭である変わりに、ケートゥは龍のしっぽです。

頭がないので行き先が分かりません。何も考えられないし、見えない、何も食べられないのです。

ラーフの様に執着の仕様がないから、ケートゥは無頓着を引き起こします。

ラーフの様に物質的に追いかけられないので、ケートゥは精神性を追いかけます。

​ケートゥはスピリチュアルな惑星の内の一つでもあり、この時期チャートの持ち主は、

とたんに内にこもったり、自分と向き合い内省したり、大変スピリチュアルな時期になると言われています。

特定の部屋にある場合は、霊的体験をもたらすとも言われています。

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