
インド占星術とは
(ジョーティシャ/ジョーティシュ
or Vedic Astrology)
インド占星術は、別名「ジョーティシャ」「ジョーティシュ」と呼ばれています。
サンスクリット語で
「Jyoti(光)」
「Isha(神聖なるもの・神)」
を意味し、
古くから『光の科学』とも呼ばれてきました。
ここでいう“光”とは、単なる物理的な光ではありません。
それは、
人が自分自身を理解する為の光。
人生の意味を照らす光。
迷いの中で、自分の本質へ戻る為の光。
ジョーティシュとは、その“魂の地図”を読み解く叡智なのだと私は感じています。
ジョーティシュは、古代インドの聖典『ヴェーダ』の一部です。
『ヴェーダ』とは「知識」を意味し、
宇宙、人間、魂、自然、時間の流れなど、
この世界の根源的な法則について記された膨大な智慧体系です。
その思想の根底には、
「輪廻転生」と「カルマ」の法則があります。
人の魂は、一度きりでは終わらない。
幾度となく生まれ変わりながら、
前世で果たせなかった課題、
途中で手放してしまったテーマ、
まだ理解しきれなかった感情を、
再び経験しようとすると言われています。
人を変え、
環境を変え、
形を変えながら。
そして私達は、
人生の様々な出来事を通して、
またそのテーマと向き合っていく。
では何の為に?
その本当の答えは、
きっと誰にも分からないのかもしれません。
けれど人は、
生きる中で何かを経験し、
何かを学び、
そして少しずつ、
自分自身の本質へ近づいていこうとしている。
私はそんなふうに感じています。
ヴェーダでは、
その旅を終えた魂は、
再び生まれ変わることなく宇宙へ還ると言われています。
それが「解脱(モークシャ)」です。
何故人は生まれ、
何故苦しみ、
何故愛し、
何故また生まれ変わるのか。
きっと経験する為。
きっと学ぶ為。
そしてその経験の中には、
本当は沢山の「気付き」が隠されているのだと思います。
幸せとは何か。
愛とは何か。
孤独とは何か。
許すとは何か。
自分らしく生きるとは何か。
ジョーティシュは、
未来を怖がる為のものではありません。
「この配置だから不幸になる」
「この星だから人生は決まっている」
そうやって可能性を閉ざす為の学問ではないと、私は考えています。
もちろんカルマは存在する。
避けられない流れもある。
けれどその中で、
人がどう選び、
どう生き、
どう意識を変えていくか。
そこにこそ、
人生の意味があるのではないでしょうか。
EmmaPlanetでは、
単に“当てる占い”としてではなく、
「人生を理解する為の叡智」として
インド占星術を大切に扱っています。
私は、
完全なる正解を知っているわけではありません。
けれど、
星を通して人の人生に触れていく中で、
苦しみの中に意味があること、
人は何度でも変われること、
そして星は時に、
人生を照らす静かな光になることを感じています。
あなたが生まれた瞬間の惑星配置には、
今世でどんなテーマを持ってきたのか、
どんな学びを経験しようとしているのか、
その物語の断片が刻まれていると言われています。
インド占星術とは、
5000年以上前の古代インドにおいて、
天と繋がっていたとされる聖仙(リシ)達によって
天から授けられたと言われる偉大な智慧です。
長い年月の間、
秘匿され、
口頭伝承によって受け継がれてきたその叡智は、
現代を生きる私達に、
「自分自身を深く知る」という大切な問いを、
今も静かに投げかけ続けています。
